麦茶と納豆ご飯

昼間は大体麦茶を飲んでいる。作り置きが出来るし安い麦茶は一人暮らしの友とも言えるだろう。

最近は健康のことを考えて納豆を食べることが多い。子供の頃は納豆が食べられなかったのだが、大人になってから食べられるようになった。

昔は食べられなかったが今は食べられるようになった食べ物がそれなりにある。しいたけ、納豆、辛い食べ物はその代表だ。

しかしながら、私の家族は一般的に嫌いな人が多い食べ物が好きなことが多い。春菊やセロリ、ピーマンなどと言った食べ物は、私は幼い頃から大好きだった。今も勿論大好きである。

家族で鍋をすると、春菊はあっという間になくなる。友人と鍋を食べに行った時、友人の多くが春菊を嫌がっているのを見て、初めて春菊は嫌いな人が多いと気が付いたのだ。

人と食事をすると気が付くことが多い。我が家は母親が食事のマナーに厳しかったので、びっくりすることが多くある。肘をついて食べてはいけない、お茶碗に左手を添える、箸の持ち方や、口の中に食べ物を入れたまま喋らないようにする、など。

家庭によって教育が違う。食べ方について厳しくない家庭で育てば、上記のことは気にしすぎとなるのだろう。私も友人と楽しく食事をしているときに、上記のマナーを注意することはしない。話に水を差すことになるからだ。

そんなことより美味しく食べてさえくれればいいという家庭もあるだろう。好き嫌いなく食べることの方を優先していたのかもしれない。各々の家庭の事情を鑑みて、本人がそれで良ければいいのだ。

……まあ、いわゆるクチャラーは流石に遠慮したいが、幸いにして友人にはいない。良い友人に恵まれたと思う。